ネット証券 比較|2026年は手数料でなく補償とセキュリティで選ぶ
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ネット証券 比較|2026年は手数料でなく補償とセキュリティで選ぶ

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まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
  1. 事故時:口座を乗っ取られたときの補償方針(原則2分の1補償か、原状回復か)と、パスキー必須化後の認証の掛かり方
  2. 将来:2027年開始の「こどもNISA」やつみたて投資枠拡充への対応力
  3. 出口:20年後に取り崩すときの定期売却サービスの使い勝手
注意

本記事は2026年8月4日時点で公開されている一次情報をもとに作成しています。金融商品の手数料・税制・補償方針・認証要件は変更される場合があるため、口座開設や取引の前に各社公式サイトおよび金融庁・日本証券業協会の公表資料で最新条件をご確認ください。特定の証券会社を推奨するものではなく、投資には元本割れのリスクがあります。

結論:2026年のネット証券比較は「手数料以外の4軸」で決まる

比較軸なぜ2026年に効くのか重視すべき人
①認証(パスキー)2026年6月までに主要各社が導入。ただし「どの操作まで必須か」に差全員(特に開設が古い人)
②補償方針ネット証券は原則2分の1補償、対面大手は原状回復と対応が分かれたまとまった資産を置く人
③将来制度対応2027年こどもNISA・つみたて投資枠の対象拡大17歳以下の子がいる家庭
④出口(定期売却)取り崩し時の指定粒度(定額/定率/定口)に差10年以内に取り崩す人
(参考)手数料主要ネット証券で条件付き無料が横並び。差は「無料の条件」側に移った高頻度で個別株を売買する人
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ネット証券 セキュリティ 比較|パスキー必須化と補償方針の決定的な差

ネット証券 セキュリティ 比較|パスキー必須化と補償方針の決定的な差

被害はどれくらい起きて、どれくらい減ったのか

  • ピークの2025年4月:不正アクセス5,484件/不正売却 約1,625億円
  • 直近の2026年6月:不正アクセス160件/不正売却 約7億円

制度側で何が変わったのか

【独自】セキュリティ・補償 比較表

会社①ログイン時パスキー②重要操作の認証スコア(ログイン/出金/出金先変更の3点満点)③不正取引時の補償方針④見舞金⑤手数料無料の引き換え条件
SBI証券導入済み(2026年6月までに主要各社導入)ガイドラインは3操作を要求。実装範囲は要公式確認原則2分の1補償全被害者に一律1万円電子交付サービスの取扱書面をすべて電子交付に設定(インターネットコースであることも条件)
楽天証券導入済み同上原則2分の1補償全被害者に一律1万円ゼロコースへの変更に加え、SOR・Rクロスの利用同意が必須(約定先が変わる)
松井証券導入済み同上原則2分の1補償公表情報の範囲では確認できず1日定額制の無料枠など、プラン条件を要確認
マネックス証券導入済み同上公表情報の範囲では確認できず(個別判断の可能性)同左プラン条件を要確認
三菱UFJ eスマート証券導入済み同上公表情報の範囲では確認できず(個別判断の可能性)同左プラン条件を要確認
(参考)野村證券必須化済み(2026年6月27日6時〜)ログイン・取引・出金の3操作で必須原状回復(不正売買された銘柄を元に戻す)対面型のため手数料体系が異なる
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注意

各社の実装範囲(ログインのみか、出金・出金先変更まで及ぶか)と補償の除外条件は、公表資料だけでは会社ごとに粒度が揃いません。「確認できず」と記載した欄は、必ず各社公式サイトの最新の告知・約款でご自身で確認してください。本表は公表済みの一次情報・報道の範囲を整理したものです。

  • まとまった資産を置く予定なら③④列:補償方針の差が、そのまま最悪ケースの手残りの差になります。
  • 古い端末やガラケー併用なら①列:パスキーは生体認証対応端末が前提です。未対応時の代替手段を用意しているかを公式で確認してください。
  • 「無料」の文字に惹かれたなら⑤列:無料の代わりに何を差し出しているかが書かれています。

補償の除外条件という落とし穴

【計算】被害100万円のとき、補償方針の差はいくらになるか

(A) 100万円分を不正売却された場合の手残り比較

補償方針想定される手残り計算式
原則2分の1補償(ネット証券型)51万円100万円 × 1/2 = 50万円 + 見舞金1万円
原状回復(対面大手型)実質満額不正売買された銘柄・株数が元に戻る
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(B) パスキー効果の実数(金融庁データから自分で計算)

  • 不正アクセス件数:5,484件(2025年4月)→ 160件(2026年6月) = 約34分の1
  • 不正売却金額:約1,625億円(2025年4月)→ 約7億円(2026年6月) = 約232分の1

出典:金融庁「インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引にご注意ください」(令和8年7月8日更新/https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/chuui_phishing/20260708.pdf )

(C) こどもNISA併用で非課税枠はどう変わるか

ケース世帯の非課税保有限度額(単純合算)
親1人のNISAのみ1,800万円
親1人+こどもNISA1人分1,800万円 + 600万円 = 2,400万円
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注意

上記は非課税「枠」の単純合算であり、運用成果を示すものではありません。投資額が枠に届かない家庭では差は生じません。制度の詳細は施行までに変更される可能性があるため、金融庁の公表資料で最新内容をご確認ください。

nisa ネット証券 比較|2027年こどもNISAとつみたて投資枠拡充への対応力

制度側の前提

  1. こどもNISA:2027年から0〜17歳もつみたて投資枠を利用可能(年60万円・限度額600万円、18歳で通常NISAへ自動移行)
  2. つみたて投資枠の対象拡大:指定株式指数にJPXプライム150指数・読売株価指数・S&P 500・CRSP US Total Market Index・MSCI World Index等が追加。対象投信の要件が「主に株式に投資するもの」から「主に株式又は公社債に投資するもの」へ緩和され、債券中心・バランス型も対象化
  3. 住所等確認の廃止:NISA口座開設後10年経過時(その後5年毎)の転送不要郵便等による住所確認が廃止され、確認できずに買付が止まるリスクが軽減

出典:金融庁「令和8(2026)年度税制改正について -税制改正大綱における金融庁関係の主要項目-」(2025年12月/https://www.fsa.go.jp/news/r7/sonota/20251226-2/01.pdf )

会社選びに落とすと

  • 17歳以下の子がいる/これから生まれる家庭:2027年に未成年口座をどこで開くかが実務課題になります。親と同じ会社にまとめられるか、家族の口座を1つの管理画面で見られるかは、継続のしやすさに直結します。現時点で各社の対応方針は出そろっていないため、未成年口座の取扱実績がある会社を優先候補にしておくのが現実的です。
  • 債券・バランス型を積みたい人:対象拡大後にどの投信がつみたて投資枠に入るかは、各社の取扱いラインナップ次第で差が出る可能性があります。

選び直しコスト:NISA金融機関の変更ルール

  • 変更可能期間:変更したい年の前年10月1日 〜 当年9月30日
  • 重要な制約:その年にNISA口座で1円でも買付をすると、その年の変更は不可(翌年分の変更手続きへ回る)
  • 過去に買い付けた資産:変更しても元の金融機関に残り、非課税のまま保有を継続できるのが一般的

ネット証券 手数料比較|「無料」の引き換え条件まで含めて比べる

主要ネット証券の手数料は横並び

無料の引き換え条件(ここに差がある)

会社無料化の条件何を差し出しているか
SBI証券「ゼロ革命」インターネットコースであること+電子交付サービスの取扱書面をすべて電子交付に設定紙の書面が届かなくなる。重要書類をメール/サイト上で自分で確認する必要
楽天証券「ゼロコース」ゼロコースへの変更+SOR・Rクロスの利用同意注文の約定先が変わる(取引所以外での約定可能性)
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出典:SBI証券 公式FAQ「ゼロ革命(国内株式手数料無料)の対象になる条件を教えてください」(https://faq.sbisec.co.jp/answer/64f176ea8e582c2aa5655c2a/ )ほか各社公式。楽天証券の条件は同社ゼロコース案内をご確認ください。

注意

電子交付設定を全書面に切り替えると、紙で届いていた通知が届かなくなります。取引報告書・年間取引報告書などを見落とさない運用(通知メールの受信設定、定期的なログイン)とセットで考えてください。これは手数料無料の「見えないコスト」です。

積立中心なら見るべきは別のコスト

コスト項目内容チェックの観点
購入時手数料買うときにかかる0円(ノーロード)が主流
信託報酬保有中に毎日かかる商品側のコスト。証券会社ではなく商品で決まる
信託財産留保額解約時にかかる場合がある商品により有無が異なる
為替手数料外国株・外貨建て商品片道コストと外貨調達手段の可否
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出口で比較する|20年後の「取り崩し」の使い勝手

  1. サービスの有無:そもそも自動で定期売却できるか(できない場合は毎回手動で解約注文)
  2. 指定方法の粒度:定額(毎月○円)/定率(毎月○%)/定口(毎月○口)のどれに対応し、どこまで細かく指定できるか
  3. NISA口座での対応可否:課税口座のみ対応か、NISA口座でも使えるか

【独自】4問で決まる分岐チャート

Q1. 普段のメイン決済・ポイントはどれ?

  • 楽天経済圏(楽天カード/楽天市場) → 楽天証券が第一候補。クレカ積立と楽天ポイントの循環が作りやすい
  • 三井住友カード/Vポイント圏 → SBI証券が第一候補
  • dポイント圏/Pontaポイント圏 → マネックス証券(dポイント連携)、三菱UFJ eスマート証券(Ponta連携)を検討
  • 特にこだわりがない → Q2へ(ポイントで決めない)

ポイント還元率は改定されやすい項目です。「今の還元率」で決めると、改定時に選び直したくなります。還元率は決め手ではなく、同点決勝の材料として扱うのが安全です。

Q2. 2027年以降、17歳以下の子どものこどもNISA口座を同じ会社にまとめたい?

  • Yes → 未成年口座の取扱実績と、家族口座を1画面で管理できるかを優先。総合力の高い大手(SBI証券・楽天証券など)が候補に残りやすい
  • No → Q3へ

Q3. 生体認証が使える端末(Face ID/指紋認証対応スマホ)を持っている?

  • Yes → 制約なし。Q4へ
  • Noパスキー未対応端末向けの代替認証手段を用意している会社に限定してください。必須化後は、代替手段がないとログインや出金で詰まる可能性があります。各社サポートページで「パスキーが使えない場合」の記載を必ず確認

Q4. 10年以内に取り崩し(定期売却)を始める可能性がある?

  • Yes → 定額・定率・定口を細かく指定でき、NISA口座でも定期売却が使える会社に限定(上の「出口で比較する」章の3観点で確認)
  • No → ①〜③の結果を優先してよい

【独自】口座開設“後”7日でやる9項目チェックリスト

#やることこれを飛ばすと起きること
1パスキーを登録(ログイン/出金/出金先変更の3操作すべてに掛かるか確認)認証強化の効果を受け取れず、旧い設定のまま乗っ取りリスクを抱える
2出金先銀行口座を登録し、変更時の通知をON出金先を勝手に書き換えられても気づけない
3ログイン通知メール/プッシュをON不正ログインの発見が、資産が減ってからになる
4手数料無料の適用条件を満たしているか確認(SBI=電子交付を全書面に設定/楽天=ゼロコース変更とSOR同意)「無料のはず」の取引に手数料が発生する
5特定口座(源泉徴収あり)になっているか確認確定申告が自分の作業として降ってくる
6NISA口座の税務署審査完了を確認非課税のつもりの買付が課税口座で約定する
7クレカ積立の設定と締切日(毎月の申込期限)をカレンダー登録1か月分の積立とポイント還元を丸ごと逃す
8自動入金(銀行連携)を設定し、入金忘れを構造的に潰す残高不足で積立が停止し、「残高ゼロ口座」の仲間入り
9補償方針と除外条件のページをブックマーク事故が起きてから条件を読み、対応が後手に回る
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ネット証券会社 比較の前提:そもそもネット証券とは

メリットとリスクを正直に整理する

  • 手数料が低い傾向(条件付き無料が主流)
  • 投資信託なら100円・1,000円といった少額から積立可能な会社が多い
  • 時間・場所を選ばず、スマホで完結
  • 対面の勧誘を受けにくく、自分のペースで判断できる
  • 積立設定さえすれば自動で買付が続く
  • 対面サポートが限定的で、投資判断の相談相手がいない
  • 情報も商品も多く、初心者は選択肢の多さで迷子になりやすい
  • 銘柄・数量・売買の取り違えなど、操作ミスは自己責任
  • 市場変動により元本割れの可能性がある(証券会社の種類を問わない投資全体の本質)
  • 乗っ取りリスクは残る。補償方針と除外条件の確認が不可欠
注意

投資した資産は価格変動・為替変動・発行体の信用状況などにより、購入金額を下回る可能性があります。短期間で必要になるお金や生活防衛資金まで投資に回すことは一般に推奨されません。余裕資金の範囲で行うことが大切とされています。

口座開設の流れ(最短で済ませる)

  1. 公式サイト・公式アプリから申込(メールアドレス登録と基本情報入力)
  2. 本人確認書類とマイナンバーを提出(スマホ撮影のeKYCが主流。郵送方式より早い傾向)
  3. 口座種別の選択 → 迷ったら特定口座(源泉徴収あり)。証券会社が税金の計算・納付を代行し、原則として自分で確定申告をしなくてよいとされています
  4. NISA口座の申込(任意)→ 税務署の確認を経るため、利用開始まで時間がかかる場合があります
  5. 審査・開設完了の通知
  6. 入金(提携銀行からの即時入金など)
  7. 商品を購入 → そのまま上の「9項目チェックリスト」へ
注意

入力情報(氏名・住所・マイナンバー)が書類の記載と一致しないと、審査で差し戻され開設が遅れます。必ず公式アプリ・公式サイトから申し込むことも重要です。検索広告やメール経由のリンクは、フィッシングサイトである可能性を疑ってください。税務上の判断で不明点がある場合は、税理士や税務署にご確認ください。

よくある質問

  • 金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)」2026年7月3日公表 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20260703/2512nisa-graph.pdf
  • 金融庁「インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引にご注意ください」(令和8年7月8日更新)https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/chuui_phishing/20260708.pdf
  • 金融庁「令和8(2026)年度税制改正について」2025年12月 https://www.fsa.go.jp/news/r7/sonota/20251226-2/01.pdf
  • 日本証券業協会「インターネット取引に関する調査結果(2026年3月末)」2026年6月26日公表 https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/netcyousa2603.pdf
  • 日本証券業協会「インターネット取引における不正アクセス等防止に向けたガイドラインの改正について」2025年10月15日施行 https://www.jsda.or.jp/houdou/2025/20251015fuseiaccess-guideline.pdf
  • SBI証券 公式FAQ「ゼロ革命(国内株式手数料無料)の対象になる条件を教えてください」https://faq.sbisec.co.jp/answer/64f176ea8e582c2aa5655c2a/
  • SBIホールディングス ニュースリリース(2025年11月25日)https://www.sbigroup.co.jp/news/2025/1125_15916.html
  • 野村證券 お知らせ(2026年5月13日)https://www.nomura.co.jp/introduc/news/2026/20260513_1.html

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