投資信託の選び方 初心者は『足切り10条件』で5,836本から数本へ
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投資信託の選び方 初心者は『足切り10条件』で5,836本から数本へ

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まな先生解説
こころ質問
すい要点整理

投資信託の選び方 初心者はまず何から始める?

  1. 金融庁のつみたて投資枠対象商品(約350本)を第一候補にする。金融庁(2026)によると、対象は長期・積立・分散に適した基準を満たす商品に限定されており、内訳はインデックス型283本・アクティブ型64本・ETF9本です
  2. 次章の足切りチェックリスト10項目で数本まで絞る
  3. 残った数本を総経費率で比較して決める
補足

生活費3〜6か月分程度の生活防衛資金を先に確保し、余裕資金の範囲で積み立てるのが前提とされています。数年内に使う予定のお金(学費・住宅頭金など)は、値動きのある商品に回さないのが無難です。

買う前の足切りチェックリスト10項目【○がそろうまで買わない】

買う前の足切りチェックリスト10項目【○がそろうまで買わない】
#チェック項目合格ラインの目安確認場所
1購入時手数料は0円か0円(ノーロード)交付目論見書「ファンドの費用」
2信託報酬ではなく総経費率で比較したかインデックス型なら年0.3%以下交付目論見書「ファンドの費用」
3純資産総額は30億円を超えているか30億円超月次レポート
4純資産総額は右肩上がりか減少トレンドでない月次レポートのグラフ
5設定から3年以上経過しているか3年以上交付目論見書・月次レポート
6繰上償還条項の口数条件を確認したか受益権口数に十分な余裕(目安30億口超)交付目論見書「信託の終了」
7毎月分配型ではないか毎月分配型でない交付目論見書「分配方針」
8レバレッジ型ではないかレバレッジなし交付目論見書「ファンドの特色」
9つみたて投資枠の対象か対象(金融庁基準クリアの証明)金融庁 対象商品一覧
10ベンチマークとの乖離は小さいか指数との騰落率の差が小さい月次レポートの騰落率比較
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投資信託 初心者の選び方は「信託報酬」より「総経費率」で比較

  1. 販売会社・運用会社のサイトで交付目論見書を開く
  2. 「ファンドの費用」のページで総経費率(実質的な負担の合計)を探す
  3. 同じ指数に連動する候補同士で、総経費率を横に並べて比べる
ファンド名連動指数信託報酬(%)総経費率(%)差分(隠れコスト)純資産総額つみたて投資枠
記入例: eMAXIS Slim 全世界株式全世界株式0.05775目論見書で記入総経費率−信託報酬月次レポートで記入対象
候補A
候補B
候補C
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注意

総経費率は決算期間の実績値のため、年によって変動します。数値を暗記するより、購入前に目論見書の「ファンドの費用」ページで毎回確認する習慣のほうが大切です。

総経費率0.9%の差は30年で約369万円【複利計算で検証】

  • 前提: 毎月3万円を30年間(360回)積立。積立元本は1,080万円。運用は年5%(説明用の仮定)
  • 計算式: 将来価値 = 毎月積立額 × {(1 + r ÷ 12)の360乗 − 1} ÷ (r ÷ 12)。rは「年5% − 総経費率」
総経費率実質利回りr30年後の想定額
年0.1%年4.9%約2,451万円
年1.0%年4.0%約2,082万円
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注意

年5%はあくまで計算用の仮定であり、将来の運用成果を保証するものではありません。実際のリターンは変動し、元本割れの可能性もあります。

繰上償還リスクの見分け方|純資産総額30億円が目安

  1. 交付目論見書の「信託の終了(繰上償還)」の項目で、「受益権の口数が一定を下回ったとき」という条件を確認する
  2. 月次レポートで純資産総額が30億円を超えているかを確認する
  3. 同じく月次レポートのグラフで、純資産が増加傾向か(少なくとも減少トレンドでないか)を確認する
補足

純資産総額が大きくても、資金流出が続いているファンドは注意が必要とされています。金額の「大きさ」と「向き」の両方を見るのがポイントです。

どこで買うかで成績に差?金融庁の共通KPIを確認する

  1. 金融庁サイトの「共通KPI」の公表ページを開く
  2. 口座を作ろうとしている金融機関の「運用損益別顧客比率」を探す
  3. 運用損益プラスの顧客割合が平均(71.8%)を大きく下回っていないか、品ぞろえが高コスト商品中心になっていないかを確認する

2027年のこどもNISA開始後も選び方の軸は変わらない

  • こどもNISAの創設: 0〜17歳が使える非課税口座。つみたて投資枠限定で年間60万円、非課税限度額600万円
  • つみたて投資枠の対象拡大: 対象が「株式または公社債に投資するもの」へ広がる
注意

制度の詳細は今後の法令等で変わる可能性があります。実際の利用前に、金融庁サイトなどで最新情報を確認してください。

選んだ後の見直し方|年1回の点検と乗り換えの判断基準

  • 続け方: 積立は自動設定にし、相場の上下で金額を変えない。値下がり局面は、同じ金額でより多くの口数を買える時期とも捉えられます
  • 年1回の点検(3項目): ①月次レポートで純資産が減少トレンドに入っていないか ②最新の交付目論見書で総経費率が上がっていないか ③同じ指数に連動する、より低コストのファンドが登場していないか
  • 乗り換えを検討する条件: 上の3項目のいずれかに該当し、かつ悪化が一時的でなく続いている場合。新規の積立先だけを低コスト側へ切り替え、既存分は保有し続ける方法もあります
  • やめどき: 目的の期日(教育資金の使用時期など)が近づいたら、一度に売らず段階的に現金化していく考え方が一般的とされています
注意

乗り換え(売却・買い直し)には税制や手数料の影響が生じる場合があります。大きな金額を動かす判断に迷うときは、ファイナンシャル・プランナーなど専門家への相談を検討してください。

よくある質問|投資信託の選び方で初心者が迷いやすい点

初心者が投資信託の選び方で最初に確認すべきことは何ですか?

投資信託は最低いくらから始められますか?

インデックス型とアクティブ型、どちらを選べばいいですか?

総経費率はどこで確認できますか?

純資産総額はいくらあれば安心ですか?

元本割れが怖いのですが、どうすればいいですか?

最終確認日: 2026年7月30日。

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